キツネブログ

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自転車のパンクの原因は?梅雨や夏場は要注意!

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自転車に乗っていれば避けては通れないパンクですが、一概にパンクといってもいくつかの種類や原因があります。今回はパンクの種類と原因をそれぞれ紹介しますので、是非あなたの快適な自転車ライフに役立ててください。

自転車の主なパンクの種類と原因

リム打ちパンク

リム打ちパンクとは、ヘビに噛まれたような二つの穴が空くパンクです。主な原因は空気不足で、非常に多いパンクです。穴の空き方が特徴的なので、チューブに空いた穴を見た瞬間にリム打ちパンクだと分かります。リム打ちパンクは空気圧が低い状態のときに、段差などの衝撃でパンクしてしまいます。車輪と段差にチューブが挟まれ、二つの穴が空いてしまうのです。リム打ちパンクは空気圧さえ整えておけば防げるパンクですので、適度に空気を入れて未然に防ぎましょう。

 

摩耗パンク

摩耗パンクはチューブがタイヤと擦れて薄くなって穴が空くパンクです。主な原因は空気不足で、空気圧が低くなるとチューブが中で動きやすくなりタイヤと擦れて削れていきます。チューブを外したときに削りかすがたくさん出てくるのも特徴的です。摩耗パンクはチューブが削られ薄くなっていることが多いため、一度穴を塞いでもすぐに他の場所から穴が開きやすくなっています。そのためパンク修理を依頼しても、チューブ交換を勧められるかもしれません。摩耗パンクも空気圧を整えておけば防げるパンクです。

 

異物が刺さるパンク

タイヤに釘など異物が刺さることによって穴が空くパンクです。このパンクは運が悪いとしか言いようがありません。自分でパンクを修理される際は修理した後に、タイヤの内側を触って異物が刺さったままでないかの確認が必要です。再発は労力やお金が無駄になりますので、お気をつけください。

 

タイヤの劣化によるパンク

タイヤが劣化するとタイヤにヒビが入ります。ヒビの割れ目がチューブを傷つけてしまうことがあります。このパンクの場合はタイヤが劣化しているので、パンク修理の際にタイヤの交換を勧められることが多いです。その方が再発も防げるので、出来る限りタイヤを交換した方がいいでしょう。

 

バーストパン

バーストパンクはその名の通りチューブが破裂するパンクです。主な原因は空気圧が高すぎることと、タイヤがチューブを噛んでしまっていることです。バーストパンクはそこまで多いパンクではありませんが、衝撃が強いためチューブだけでなくタイヤやリムにまで影響が出てしまうこともあります。タイヤには規定の空気圧があるため、空気の入れ過ぎにも注意しましょう。

 

注意すること

パンクの原因は空気圧によることが多いですが、天気や気温などの外的要因にも注意する必要があります。

雨の日の後は注意

雨の日の後は道路の端の方に異物などが多くなります。雨水と共に路肩に流れ込んできてしまうため、自転車が通る所に異物が溜まってしまいます。異物がタイヤに刺さってパンクする事例が多発するので、雨の日の後は要注意です。

 

夏場は注意

夏場は気温が上昇するため、空気が膨張してしまいます。その結果タイヤの空気圧が普段より強くなってしまうのです。いつも通りに空気を入れていたらタイヤがパンパンなんてこともあります。タイヤの空気圧が弱すぎるのもパンクの原因として多いですが、強すぎるのもパンクを引き起こしてしまいます。気温なども考慮した上で空気を入れましょう。

 

空気不足はパンクの元

ほとんどのパンクは大元をたどると空気不足が原因なことが多いです。パンクの確率を少しでも減らすためには適切な頻度で空気入れをしてあげることが大事になります。空気入れを怠るだけでパンク修理代などの余計な出費が増えてしまうので、空気入れだけは頑張ろう!

 

空気入れの頻度

一般車の場合・・・1ヶ月に1回

スポーツ車の場合・・・2週間に1回

自転車屋の提案には従うべき

パンクをしたときに自転車屋に行くと、チューブ交換やタイヤ交換、さらには自転車自体の交換を提案されることがあります。このときに「金を巻き上げたいだけなのでは?」と思うお客さんがいます。しかし、自転車屋にそんな考えはありません。必ずお客さんのために提案しています。まずは自転車屋が交換を提案する理由を理解していただきたいです。

 

自転車屋が交換を提案する理由

  1. パンクの原因の可能性が高く、再発を防ごうとするため
  2. 劣化が酷く、すぐに故障しそうなため
  3. パンクを直す代金や劣化具合を考えると、新しい自転車に買い替えた方が客にとって将来的に得だと考えるため
  4. お客さんの安全のため

 

まとめ

パンクにも多くの種類があることを分かっていただけたでしょうか。空気不足によるパンクは非常に多いので、適切な頻度で空気を入れてパンクを未然に防いでください。無料で空気を入れてくれる自転車屋さんがほとんどなので、空気が減ってきたと感じたら気楽に自転車屋さんに立ち寄ってください。